30独身女、どうよ!?
- 作者: 岡田斗司夫
- 出版社/メーカー: 現代書林
- 発売日: 2001/12/07
- メディア: 単行本
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以下、ネタバレを含みます。
結論からいうと、30独身女は大丈夫。
でも、30独身男はどうにもならんw
なぜ、30独身女が困っているのかというと「このままだとずっと結婚しないんじゃないか」とか「やっぱり女として生まれたからには結婚しないと」という、幻想の女性像がつきまとうから。
それは、母親によって刷り込まれた幻想である事が多い。
彼女の母親の時代ならまだしも、現代の女性は社会的にも男性と変わらないくらいの地位を得て、ひとりでも暮らしていける人が多い。
しかも30歳まで生きていると男性は大して頼りにならないし、いつまでも子供だという事に気づく。
だから、別に男性を必要としない。
でも、結婚しなくちゃいけないという強迫観念めいたものが心のどこかにある。
でも、わざわざ自分から男性にアプローチかけようとは思わない。
若いころにモテた経験のある女性だとなおさら自分から男性にアプローチかけるなんてことはしない。
とびきりの高収入だったり、イケメンだったりしたら自分から動くかもしれないけれど、そうでもないなら自分から動くことなんてしない。
妥協して結婚するのも嫌だ。周りからの圧力に屈するようで。
でも、男なんて「女は大体同じ。顔と胸の大きさと、年齢でしか違いがわからない」から30女がアプローチかければ意外と簡単に落ちる。
だから、モテようと思えば意外と簡単に30女はモテる。セックスだって上手いし、トークだって人生経験が豊富だから達者だ。
でも、ちょっと待て。女性にとって結婚はデメリットだらけだ。男なんて、「自分の言うこと素直に聞いて、コストのなるたけかからない家電のような女性を嫁にしたい」と思っている。
そんな状況で、結婚するのが本当に女性にとって良いことなのか?
じゃあ、一体30女はどうすれば良いの?
答えは本書の中にはないけれど、考え方の指針はたっぷり詰まっている。