どっかで見た

今回の、美の巨人たち小磯良平の『斉唱』

この絵、どこかで見たはずなのに、どうにも思い出せなかったけど、本棚引っ掻き回してようやくわかった。かつて読んだ三浦綾子の『銃口』の表紙だったんだ。

銃口〈上〉 (小学館文庫)

銃口〈上〉 (小学館文庫)

知らなかった。小磯良平の『斉唱』は戦争画が生んだ傑作だったのだ。

銃口』も純粋な教育のありかたに戦争の黒い影が忍び寄ってくるという内容だった。


絵画についてもっとくわしくなれば、小説をもっと美味しく味わえるかもなぁ。

と思った。