脱「ひとり勝ち」文明論 清水浩
- 作者: 清水浩
- 出版社/メーカー: ミシマ社
- 発売日: 2009/06/05
- メディア: 単行本
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世界にエネルギーが行き渡れば、社会は間違いなく豊かになる。貧困をはじめとする多くの問題は解決するだろう。
筆者は非常に楽観的だ。
そのために、太陽電池と電気自動車が必要になってくる。
筆者は電気自動車の開発に半生を捧げてきた人物。自分一人の能力に頼り切ることなく、周りの人達と協力して、実現可能なレベルの物事を1つずつ、確実にこなしてきた。
そして、約30年という年月をかけて電気自動車をついに完成させた。
筆者の主張は、エネルギーを普及させる事によって、世界全体で豊かさを共有しようよ。という事だと解釈した。
日本の技術、文明論で日本独自のものをつくる。でも、それを日本で独占はしない。