脱「ひとり勝ち」文明論 清水浩

脱「ひとり勝ち」文明論

脱「ひとり勝ち」文明論

世界にエネルギーが行き渡れば、社会は間違いなく豊かになる。貧困をはじめとする多くの問題は解決するだろう。
筆者は非常に楽観的だ。

そのために、太陽電池と電気自動車が必要になってくる。

筆者は電気自動車の開発に半生を捧げてきた人物。自分一人の能力に頼り切ることなく、周りの人達と協力して、実現可能なレベルの物事を1つずつ、確実にこなしてきた。

そして、約30年という年月をかけて電気自動車をついに完成させた。

筆者の主張は、エネルギーを普及させる事によって、世界全体で豊かさを共有しようよ。という事だと解釈した。

日本の技術、文明論で日本独自のものをつくる。でも、それを日本で独占はしない。