SFMを読んで

クーラーがガンガンに効いてる職場と、暑すぎて陽炎が見えるレベルの自室を行ったり来たりしてた。

デバッグするときには、修正主義者をどうぞ。




今月のSFMを読んで。





アーバンギャルド自体はかなり前から知っていたけれど、まさか神林長平さんと交友があったとはなぁ。

一応、曲がりなりにも小説を書たりして、五回くらい投稿したこともある文学青年予備軍の私としては。

フィクションの力を信じたい。


あの震災の時、圧倒的な現実の前で膝を屈したかに思えた虚構。

でも、こんな時だからこそ虚構が必要なのではないか。



かつて、虚構が現実に凌駕されつつあると危惧し、超虚構を提唱した筒井康隆のように新しいものを得ようとする努力も必要だし、また、なされるだろう。

また、そうした新しいものではなくとも、いわゆる従来通りの虚構であろうと、人は物語を紡ぎ、それを伝えてゆかずにはいられない存在だろう。


現実に負けるな。