統計数字を読み解くセンス

統計数字を読み解くセンス―当確はなぜすぐにわかるのか?(DOJIN選書27)

統計数字を読み解くセンス―当確はなぜすぐにわかるのか?(DOJIN選書27)

  第1章 統計数学はじめの一歩 − データの集計と分析
  第2章 平均することでなにがわかるか
  第3章 偏差値を正しく理解する
  第4章 データ集計のコツ
  第5章 相関関係をどう読み取るか
  第6章 因果関係を検討する
  第7章 もっともらしい結論に惑わせられない − 検定
  第8章 全体の姿を推しはかる − 推定
  第9章 統計による予測は可能か?
  第10章 健康な生活を送るための統計学

 統計学の授業がたのしくなること受け合い。

 
 なにがすごいって、電卓を叩かなくても大体理解できる点。


 そりゃ、これ一冊で統計は完璧というものではないし、入門書という位置づけ上、端折りまくってるところ多いんだろうけど、このわかりやすさは異常。


 一読すれば、「サラリーマンの年収と血圧にみられる相関関係」がなぜ「うさんくさい」のかもわかるし、「クラスで同じ誕生日の人がいた! これは運命?」と迷うこともなくなります。

 統計学は無味乾燥の学問ではないのだなぁ。