統計数字を読み解くセンス
統計数字を読み解くセンス―当確はなぜすぐにわかるのか?(DOJIN選書27)
- 作者: 青木繁伸
- 出版社/メーカー: 化学同人
- 発売日: 2009/11/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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第1章 統計数学はじめの一歩 − データの集計と分析 第2章 平均することでなにがわかるか 第3章 偏差値を正しく理解する 第4章 データ集計のコツ 第5章 相関関係をどう読み取るか 第6章 因果関係を検討する 第7章 もっともらしい結論に惑わせられない − 検定 第8章 全体の姿を推しはかる − 推定 第9章 統計による予測は可能か? 第10章 健康な生活を送るための統計学
統計学の授業がたのしくなること受け合い。
なにがすごいって、電卓を叩かなくても大体理解できる点。
そりゃ、これ一冊で統計は完璧というものではないし、入門書という位置づけ上、端折りまくってるところ多いんだろうけど、このわかりやすさは異常。
一読すれば、「サラリーマンの年収と血圧にみられる相関関係」がなぜ「うさんくさい」のかもわかるし、「クラスで同じ誕生日の人がいた! これは運命?」と迷うこともなくなります。
統計学は無味乾燥の学問ではないのだなぁ。