天冥の標Ⅵ

天冥の標6 宿怨 PART1 (ハヤカワ文庫JA)

天冥の標6 宿怨 PART 2 (ハヤカワ文庫JA)

天冥の標 6 宿怨 PART3 (ハヤカワ文庫JA)

　壮大な物語の大枠が見えたかと思ったら、見えかけた大枠をぶち壊されました。

　
　信じがたいことですが、これで終わりではなく、まだ四章あるそうです。

　SF作家の頭ってどうなってんねん。展開がまったく読めない。

　続刊まだか。待ちきれない。

　なんと焦らすのが上手いのか。

　
　天冥の標は、続刊が出るまでの時間を悶え苦しむ過程も楽しい、素敵なSF小説です。

　Mな人以外は完結してからの一気読み推奨。