ねじまき少女
- 作者: パオロ・バチガルピ,鈴木康士,田中一江,金子浩
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/05/20
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内容説明・
石油が枯渇し、エネルギー構造が激変した近未来のバンコク。遺伝子組替動物を使役させエネルギーを取り出す工場を経営するアンダースン・レイクは、ある日、市場で奇妙な外見と芳醇な味を持つ果物ンガウを手にする。ンガウの調査を始めたアンダースンは、ある夜、クラブで踊る少女型アンドロイドのエミコに出会う。彼とねじまき少女エミコとの出会いは、世界の運命を大きく変えていった。主要SF賞を総なめにした鮮烈作。
期待して読んだんだけど、途中で寝そうになった……。
世界観は確かに面白いと思う。カロリーマンとかね。スチームレスなスチームパンクの世界観も素敵ね。
表紙もきれいだしさ。
でも、全く、わくわくしない。
なんというか、外側だけはそれっぽいけど、中身は暗くて、なんだかなぁ…。カロリー企業とか、エコロジカルな設定も中途半端にしか使われてないし…。
最後は「俺達の旅はこれからだぜっ!!」って、ジャンプの打ち切りマンガかよ…。
ねじまき少女を主軸にしたエンタメにしたいのか、
カロリー企業と、未来の地球を書いたエコ本にしたいのか。
全くわからん。
エンタメとエコを両立できないなら、
エンタメやるか、偉そうにエコを語るか、どっちかにしろよと言いたい。