ねじまき少女

ねじまき少女 上 (ハヤカワ文庫SF)

ねじまき少女 上 (ハヤカワ文庫SF)

ねじまき少女 下 (ハヤカワ文庫SF)

ねじまき少女 下 (ハヤカワ文庫SF)

 内容説明・

 石油が枯渇し、エネルギー構造が激変した近未来のバンコク。遺伝子組替動物を使役させエネルギーを取り出す工場を経営するアンダースン・レイクは、ある日、市場で奇妙な外見と芳醇な味を持つ果物ンガウを手にする。ンガウの調査を始めたアンダースンは、ある夜、クラブで踊る少女型アンドロイドのエミコに出会う。彼とねじまき少女エミコとの出会いは、世界の運命を大きく変えていった。主要SF賞を総なめにした鮮烈作。

 


 期待して読んだんだけど、途中で寝そうになった……。


 世界観は確かに面白いと思う。カロリーマンとかね。スチームレスなスチームパンクの世界観も素敵ね。

 表紙もきれいだしさ。




 でも、全く、わくわくしない。


 
 なんというか、外側だけはそれっぽいけど、中身は暗くて、なんだかなぁ…。カロリー企業とか、エコロジカルな設定も中途半端にしか使われてないし…。



 最後は「俺達の旅はこれからだぜっ!!」って、ジャンプの打ち切りマンガかよ…。
 
 
 ねじまき少女を主軸にしたエンタメにしたいのか、
 カロリー企業と、未来の地球を書いたエコ本にしたいのか。
 全くわからん。

 エンタメとエコを両立できないなら、
 エンタメやるか、偉そうにエコを語るか、どっちかにしろよと言いたい。