ネット・バカ
- 作者: ニコラス・G・カー,篠儀直子
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2010/07/23
- メディア: 単行本
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プロローグ―番犬と泥棒 HALとわたし 生命の水路 精神の道具 深まるページ 最も一般的な性質を持つメディア 本そのもののイメージ ジャグラーの脳 グーグルという教会 サーチ、メモリー〔ほか〕
新しい技術を使うことで、人間の脳は変容していくし、それは多くの場合不可逆的なものだ。
と、いう話。
ネットを使う前に比べて、脳のある部分は「退化」しているように見えるし、また一方である部分は「進化」しているように見える。
ネットは人をバカにするから使うな、とかネット万歳! ニュータイプ万歳!
というもんでなく、
今、ネットが私達の脳にしていることを知るのはけっして無駄ではないよね?
という話。
実際、無駄ではないと思う。