食べる人類史

食べる人類誌―火の発見からファーストフードの蔓延まで (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

食べる人類誌―火の発見からファーストフードの蔓延まで (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

はじめに
第1章 調理の発明――第一の革命
第2章 食べることの意味――儀式と魔術としての食べ物
第3章 食べるための飼育――牧畜革命:食べ物の「収集」から「生産」へ
第4章 食べられる大地――食べるための植物の管理
第5章 食べ物と身分――不平等と高級料理の出現
第6章 食べられる地平線――食べ物と遠隔地間の文化交流
第7章 挑戦的な革命――食べ物と生態系の交換
第8章 巨人の食料―十九世紀と二十世紀の食べ物と産業化

 試み自体はおもしろいんだけど、史実をただ並べるだけになっている箇所が多くで冗長。

 あと、翻訳が全体的にかたくて読みにくいのもなんとかならなかったのかなぁ。