OK? ひきこもりOK!
- 作者: 斎藤環
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2003/05/01
- メディア: 単行本
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目次 第一部 対談編 第一章 〈ひきこもり〉から何が見えるか 第二章 学校を超えて 第三章 流動性・バーチャル・コミュニケーション 第四章 ひきこもり系の精神分析 第五章 いま必要なのは個人の「演技指導」か「共同性」の再生か 第六章 もう人間はうんざりだ 第二部 思春期「専門医」の時事的なつぶやき 時評① 疎外される「ひきこもり」他 時評② 専門家はどこに?「いじめ」が生む深刻なPTSD 思春期問題にかかわるための作法・訪問指導の抱える問題
やはり、対談のほうが面白いね。
斎藤環さんの偏差値をやたら重視する姿勢についても上野千鶴子さんが「それちょっと違くね?」っておっしゃってるし、
宮台真司さんは「やっぱ、思春期の自己評価って、女の子とつきあうだけで跳ね上がるよねー」的なことを言っている。
東浩紀は「もっとひきこもりを容認してもいんじゃなーい?」とか。
春日武彦は「最近の狂気って小粒でつまんないの」とか言う。
みんなてんでバラバラなこと言ってるんだけど、そっちのほうが面白いし、ひきこもった人にもそれぞれ事情があるんだろから、こっちのほうが真実に近いかも。
診療の補助線をひく時は困るけど。