不安を希望に変える ハーバード流7つのレッスン

不安を希望に変える: ハーバート流7つのレッスン

不安を希望に変える: ハーバート流7つのレッスン

1.あなたを苦しめているものを知ろう
  ――無意識の不安を乗り越える
2.希望を味方につける
  ――脳の生物学は、注意深くてインスピレーション豊かで前向きな人生を支えるのにどう役立つか
3.成功を怖がらない
  ――不安の最大のパラドックスを理解して乗り越えるための生物学
4.あなたも変われる
  ――脳で条件付けられた不安を克服する
5.閉じ込められた心を解き放つ
  ――鎧を着た不安を溶かして安定型の愛着へ
6.偏見を克服しよう
  ――頑迷の生物学
7.トラウマを乗り越える
  ――不安、トラウマ、そして心のかけらをつなぎあわせること

 タイトルが、メンタル本そのもの! って感じなんだけど、これ早川書房から出てるんだよね。


 さすがというか、なんというかハヤカワだけあって、やっぱりちょっと変。



 内容としては、パジティブシンキングって無理してでもやってるうちに、実際にポジティブになっちゃうよ!
 瞑想しろって、いろいろ捗るぞ。

 みたいないかにも、アレな内容なんだが。



 そんな内容はボリュームにして、4分の1くらい。他は、ひたすら人がどうして不安を感じるのか、恐怖からなぜ逃げられないのか、

 その仕組みをひたすら、かなり学術的にずらずらーっと解説。

 うーん。脳にフォーカスしたメンタル本という意味では新しいのだろうけど、精神医学的にも脳科学的にも中途半端な気がする…。

 というかどこらへんに需要がある本なんだろ。